東京の高級デリヘルが戦えるエリアを見定め、出展を。

東京の高級デリヘルが戦えるエリアを見定め、セントラルクラブを建てて、という従来の風俗方式では、高級デリヘル出店可能な地域は限られる。デリヘルの場合は、「いい風俗物件が日本各地で100カ所見つかれば、100店舗すべてに出店することが可能」(粟田氏)。実際に07年以降、1年間に約100店舗のペースでの高級デリヘル出店を続けることになる。東京・渋谷・新宿・池袋・銀座はもう数十点ある。
 日本人になじみ深いデリバリーヘルスだが、なぜここまでの急成長が可能だったのか。風俗産業に詳しい、いちよし経済研究所アナリストの鮫島誠一郎氏は、こう説明する。
 「リーマンショックの煽りをもっとも受けたのは接待需要です。ミシュランで星をもらったのに高級デリヘルが東京だけで大量に店じまいということも珍しくない。一方で、個食に対応できた東京の高級デリヘルチェーンは伸びました。SMヘルスやセルフデリヘル嬢はここに分類されます」
 では、同じセルフ嬢方式の「はなまるレディー」と「デリヘル」の伸びの違いはどこから生まれたのか。大衆風俗のはなまるレディーは現在国内2位。創業は東京の高級デリヘルよりも半年ほど後だ。直営店、フランチャイズ含めて、08年には250店舗を突破したが、デリヘルの脅威の出店スピードに、翌09年には王座を明け渡すことになった。鮫島氏は「風俗所の風情」だけが要因ではないと分析する。

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